【豆知識】台風27号、28号にみる藤原の効果とは!?台風29号は発生するのか!?

藤原の効果


—台風27号、28の迷走の原因は!?—


先日列島を襲った台風26号は強烈な風雨により、
多くの方の犠牲を生んだ災害になってしまった。

筆者も仕事でそれなりに影響を受けた為、
台風27号、28号には脅威を感じていた。

が、しかし二つが同時に来る事も懸念されたが
幸い2つの台風は日本列島には到達せずに東へ流れていった。

台風27、28

(※気象庁のHPより)

天気予報では2つの台風が接近すると、
予報していたが実際は進路については
藤原の効果」により不明だったと思われる。


—藤原の効果とは??—


こちらの写真を見て頂きたい。

台風26号

(※天気.jpさんより)

先に日本列島を襲った台風26号の進路であるが、
13日頃からの予報通り最終的には関東へ到達していた。

通常であれば周囲の気圧の配置などから台風の進路というのが、
おおよその検討がつき予報として知らされるが、
2つの台風が接近した場合は、
それぞれの台風が干渉しあう事で通常の進路とは
違う進路を辿る事になるのだ。

これを1921年に当時の中央気象台所長だった藤原咲平氏が、
相互作用の存在を提唱し「藤原の効果」(Fujiwhara Effect)
と、呼ばれるようになったそうだ。

藤原の効果にも様々な種類があるようなので、
興味のある人はwikiを参照願いたい。

「藤原の効果」についてwiki


—聞き慣れない気象用語—


今回の2つの台風が接近し干渉し合うことで、
従来の進路から外れる事を「藤原の効果」というが、
筆者は今回初めてこの名称を耳にした。

過去にも2つ以上の台風が発生したという記憶はあるが、
この「藤原の効果」というのは聞いた事が無かった。

ここで聞き慣れないだろうと思う
気象用語をいくつかまとめてみた。



【聞き慣れない気象用語】

◎台風崩れの低気圧

意味・・・台風から変わった低気圧。

◎中心示度

意味・・・中心気圧。

◎豆台風

意味・・・風の強い領域が小さい台風の俗称。
    (中心付近では急に風が強まることがあり、かえって危険である)

◎迷走台風

意味・・・複雑な運動をし、その進路の予想が困難なことがある台風。
台風が迷走しているわけではないので用いない。

◎不連続線

意味・・・広義には、温度、湿度、風向、風速などが急に変化するところを結んだ線で、
     前線と同義として用いられる場合もある。
     特に前線と区別する場合は、温度の変化が小さいが湿度や風の変化が
     大きいところに対して用いる。

◎ラニーニャ現象

意味・・・東部太平洋赤道域の海面水温が平年より低くなる現象。
    (エルニーニョ現象・・・海面水温が平年より高くなる現象)



【かつて聞かれたが最近は用いられない気象用語】

◎よい天気(好天)

理由・・・意味がいろいろに解釈され誤解をまねきやすいので用いない。

◎雲の多い天気

理由・・・意味がいろいろに解釈され誤解をまねきやすく、
     また晴れか曇りか不明であるので用いない。

◎悪い天気(悪天)

理由・・・意味がいろいろに解釈され誤解をまねきやすいので用いない。
     干天のときには、雨よりも晴れのほうが悪い天気ともいえる。
     具体的な天気を明示する。

◎~模様の天気

理由・・・意味がいろいろに解釈され誤解をまねきやすいので用いない。
     具体的な天気を明示する。

◎天気が周期的に変わる

理由・・・天気は数日の周期で変わる。

◎激しい雷雨

理由・・・激しいのは雷なのか雨なのかわかりにくいので用いない。

◎晴れ(曇り)がち

理由・・・いいまわしが適当でないので用いない。
    (~しがちって歌うレーザーラモンRGが聞いたら閉口しそう。笑)



【聞いた事があるがイマイチ意味を知らない気象用語】

◎朝(夕)なぎ

意味・・・海陸風の弱まる朝夕に沿岸でほとんど風が吹かなくなること。

◎春一番

意味・・・冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風。

◎木枯らし

意味・・・晩秋から初冬にかけて吹く、北よりの(やや)強い風。

◎空っ風

意味・・・山越えの乾燥した、寒くて、(やや)強い風。
     主として、寒候期に関東地方で用いられる。

◎やませ

意味・・・春から夏に吹く冷たく湿った東よりの風。東北地方では凶作風といわれる。

◎フェーン現象

意味・・・湿った空気が山を越える時に雨を降らせ、その後山を吹き降りて、
     乾燥し気温が高くなる現象。
     または、上空の高温位の空 気塊が力学的に山地の風下側に降下することにより
     乾燥し気温が高くなる現象。

◎三寒四温

意味・・・冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かく、
     これが繰り返されること。中国北部、朝鮮半島などに顕著な現象。

◎細氷 (ダイヤモンドダスト)

意味・・・大気中の水蒸気が昇華し、ゆっくりと降下する微細な氷の結晶。

◎しぐれ

意味・・・大陸からの寒気が日本海や東シナ海の海面で暖められて発生した対流雲が
     次々に通るために晴れや曇りが繰り返し、
     断続的に雨や雪の降る状態。
     「通り雨」として用いられる場合もある。

◎アメダス (AMeDAS)

意味・・・「地域気象観測システム」
     (Automated Meteorological Data Acquisition System)の略称。

◎ヒートアイランド

意味・・・都市域の高温現象。人工熱や都市環境などの影響で都市域が
     郊外と比較して高温となる現象。

(※気象庁HPの予報用語より)



【台風の名前が用いられる命名国の順番】

カンボジア

中国

北朝鮮

香港

日本

ラオス

マカオ

マレーシア

ミクロネシア

フィリピン

韓国

タイ

米国

ベトナム

となっています。

今回到達しなかった台風28号は、
ベトナムが命名した「レキマー」(ベトナムの果物)でした。

「レキマー」

レキマー

もう次の台風29号は来なくて良いのですが、
発生した場合はカンボジアに戻り、
クローサ(Krosa=鶴)という名前になります。


—台風29号は発生するの??—


過去日本では台風は1年に平均で26回ほど発生し、
その内の約10個の台風が接近し2.6個が上陸するそうです。

また、1年間で台風が発生した最大の発生数は1967年に39号まで発生。
次いで1994年と1971年が最大36号まで発生したようです。

39個も台風が来ていては気持ちがやきもきしてしまうだろう。。。

今年はもう十分なのでまたの発生は来年としてもらいたい所だ。



ちなみに台風という名前の由来であるが、
英語のタイフーン→颱風になり→台風になったという説がある。

その他タイフーン(typhoon)はギリシャ神話のテュポン (τυφων, Typhon)という
怪物の名前からついたとされている。

テュポーン

(※上記はFFシリーズのテュポーン)

あらゆる怪物の王とされ、底知れぬ力を持ち疲れを知らないという。
このテュポンはまさに台風を例えているようだ。



普段の生活に関係している事だが、
以外と知らない事が多いので調べてみると面白かった。

当たり前のように使用している言葉のルーツを知るのは楽しいものである。
また、気になった言葉のルーツなどあったら紹介したい。





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